編み物する時、ゲージは取ってる?ゲージの取り方&合わせ方、サイズ変更の方法をご紹介!

編み物をはじめよう!と本やネットなどで編む作品を決めて、そのまま編み始めていませんか?ついつい、やってしまいがちですよね。

小物などは多少大きくなったり小さくなったりしても大丈夫ですが、ウエアなどの着るものを編む場合、始めにゲージを合わせるという作業が必要になってきます。

この作業をしないと、セーターやカーディガンなどの完成が大きすぎたり小さすぎたりして残念なものになってしまうかもしれませんよ!


編み物する時のゲージとは

何か編み物を始めるとき、編み物の本を見たり、ネットで見つけたレシピなどを見て、編みたい作品を決めることが多いと思います。

そして本番を編む前に、その作品を編む毛糸で試しに15cm角くらい編んでみて、その中の10cm角の中に何目何段あるか数えるのですが、この試し編みの編み地を数えることをゲージを取るといいます。

本などのレシピの、指定の毛糸で編む場合でも、ゲージを合わせる作業は必要ですが、自分で好きな毛糸を選んで作品を編む場合はゲージが合わないことが多くなりますので特に必要になってきます。

このゲージを取ることを省略してしまうと、どんなサイズに出来あがるかがわからないので、面倒と思うかもしれませんがウエアを編む場合には必ず合わせることを強くおすすめします。

サイズが合わない場合、セーター1着分、毛糸が無駄になってしまいますので、毛糸を買いそろえる前に、1玉、ゲージ用に買って編んでみてから着分買うのがいいと思います。

私は、初めて編んだベストでゲージを取らずに完成させたら4Lサイズぐらいの巨大なものが出来あがった思い出があります。

まだ編み物に慣れてなくて、手がゆるくローゲージになってしまった、出来の悪いベストを母が着てくれてました。

編みなおす気力もなく、捨てることもできなかったので、嬉しかったのを覚えています。

ゲージを合わせないで作品を編み始めて、その編み地のゲージを測る方法もありますが、合わなかったときは解かなければならず、セーターなどは幅が40cm以上になるので、それなら始めから15cm角編んで、きちんとゲージを合わせておいた方が断然、完成は早くなります。


何のためにゲージをとるの?

毛糸に巻きつけてある紙のことをラベル、帯といいます。

ラベルには毛糸の重さ・長さ・洗濯方法など、その毛糸に関する情報が書いてあります。

そして、ほとんどの毛糸のラベルには何号の針が適しているのか載っていて、その針で編んだゲージが何目・何段というふうに記載があります。

または、本などのレシピにも、その作品のゲージが載っていると思います。

(レシピに載っているゲージは、糸が同じで針の号数が同じでも、作品によって異なります)

このゲージに自分の編んだゲージがほぼ同じならばそのまま、同じ棒針で編めば、だいたいレシピ通りのサイズに仕上がります。

この、サイズを合わせるというのがゲージを取る目的です。

始めのうちはなかなか編み目が安定しなかったり、目を落とすなどの間違えがあったりしやすいです。

何度もやり直す場合は、ほどいた糸は編み癖がついてしまっているのでその都度新しい毛糸で編むようにしましょう。

スチームアイロンをあてて、再生してから使用するというやり方でも大丈夫ですが、一度編んでほどいたものは、毛糸がやせてしまって正しいゲージが出ないこともありますのでなるべく使わないようにしましょう。


ゲージは必要なもの

編む人の目の大きさや糸の張り具合でゲージは大きくなったり小さくなったりします。

ですから、ゲージを合わせないで編むと仕上がりに大きく影響します。

ゲージを編むと、決めた作品に必要な糸の量やどんな感じに仕上がるかがわかります。

せっかく、手間をかけて編むんですからサイズを合わせて編んだ方がいいですよね。

ゲージを編んでおけば、編み地がイメージと違ったときに、他の作品に変更するときも、最小限の手間で済みます。

セーターを編みあげてから、なんか違うと思ったりしたら、取り返しがつきませんよね。

ゲージの取り方

まずはレシピに載っている針の号数で編んでみましょう。

ゲージを取る時の作り目の数は毛糸のラベルや本のレシピに表示されているゲージの目数の大体1.5倍位です。ゲージの目数が20目だったら35目くらいですね。

このとき注意したいのが、小さめに編んで10センチ角のゲージを5センチで割り出して編むことはしない方がいいです。

試し編みはある程度編まないと編み地が安定しないからです。

ゲージは大きいほどいいと言えます。

面倒がらずに15cm角くらいは編みましょう。

これは、たくさんの作品を編んでいくうちに糸や針に慣れて、だんだん安定してくるので上級者に人は、5センチで測れば正しいゲージが出るようになるので、頑張って経験を積みましょう。


ゲージを整えます

20cm角くらいのゲージが編めたら、次はスチームアイロンをかけます。

少し浮かせて裏側からまんべんなくスチームをあててください。

このとき、絶対に編み地に直接アイロンが触れないように少し浮かせてかけます。

どうしてかというと編み地が伸びてしまって、正しいゲージが測れなくなってしまうからです。

スチームアイロンをかけたら、1日放置します。

いよいよゲージを数えましょう

編んだゲージの真ん中ぐらいのところで測ります。

定規を当てて横10㎝の中に何目縦10センチの中に何段あるか数えます。

数えた最後の目が一目の真ん中ぐらいになった時は20.5目というふうに数えて大丈夫です。

ゲージの合わせ方

では、ゲージが毛糸のラベルや本のレシピものと違ってしまった場合、どうすればいいでしょう。

それはとても簡単です。

指定のゲージよりも自分で編んだゲージの目数・段数が多いときはきつく編めてしまっているので針の号数を大きくします。

逆に目数・段数が少ない時はゆるく編めてしまっているので針の号数を小さくします。

このとき、変更する針のサイズは1~2号くらいまでがいいと思います。

それ以上は針と毛糸が合っていないことが多いです。

その場合は毛糸を違うものにしてゲージを取りなおしてみてください。


ゲージを取ってサイズ変更をする方法

ゲージは必ずしもぴったり合わせることが正しいとは限りません。

ゲージより大きく完成させたい場合はゆるいゲージのままで大丈夫です。

逆に小さく仕上げたい場合はきついゲージでいいということになります。

サイズ調整の仕方は、例えば、横幅56㎝の作品を横幅60㎝にしたい場合、ゲージの目数が20目だとすると、20×6=120目必要ということになります。

当然ですが、段数も増えます。

また、指定どおりにゲージが出た場合も、もって大きく仕上げたい場合は針を太く、小さく仕上げたい場合は針を細く変更すれば、サイズが変えられます。

針を変える場合も、ゲージのとり直しが必要になってきます。

針を1号変えると寸法は約5%変わります。

これは覚えておくととても便利だと思います。

このように、自分でサイズ調整できるというのも手編みのいいところですね。


それでもゲージが合わない

針の大きさだけでは対応できない場合もあります。

目数が合っているのに、段数が合わないということもあるのです。

また逆に、段数が合っているのに目数が合わないこともあるでしょう。

そんなときの対処法をお教えします。

まず、目数だけ合っているときはそのまま編みます。

段数はレシピのサイズになるように編めば大丈夫です。

長さ50㎝なら何段かではなくサイズを測って、50cm分、段を編む、というように合わせます。

次に段数だけ合っているとき。

この場合は目数が合うように針のサイズを変更して、ゲージを取りなおしてみて、段数も違ってくる場合は先ほどと同じように長さで調節します。

このように、ゲージが合わないときはサイズで合わせたりしますが、あまりにゲージがかけ離れている場合は、いさぎよく、思い切って別の作品を編むというのも、楽しく編み物を続ける秘訣ではないかと思います。

ちょっとしたコツ

編み目がきつすぎたり、ゆるすぎたりどうしてもちょうどよく編めない!という場合は、次のことを試してみるといいかもしれません。

きついとき・・・棒針の先端のみを使って編んでいるときつくなりがちです。

針先から1.5cmくらいのところを使って編むつもりでゆったりと編んでみてください。

ゆるいとき・・・糸の張り加減がゆるいかもしれません。

左手の小指に掛ける糸を2巻きくらい巻きつけて編んでみてください。糸のテンションが上がって、編み目が前より引き締まると思います。

手加減の調整をするためにゲージはほどかない

ゲージが合って、本番を編み始めても、毛糸がもったいないと思うかもしれませんがゲージはほどいて使ったりしません。

本番を編んでいる途中でも手加減がゆるくなったりきつくなったりしてしまうことがありますので時々ゲージで確認しながら編みます。

次々作品を編んでいってゲージがたくさんたまってきたら、つなぎ合わせてひざ掛けやブランケットなどを作るのもいいですよ。

いろんな柄・色・模様のパッチワークができて、楽しくなります。

編んでいる途中で幅の寸法を測りながら編むというのもサイズが大きく違ってしまわないためにおすすめです。

ときどき、確認しましょう。

ゲージについてまとめ

作品を編み始める前の試し編みは慣れるまで大変かもしれませんが、やっておいて損はありません。

この工程で仕上がりに大きく差が出るのですから。

特に編み物を始めたばかりの人には、これから作品を編ことが楽しみで仕方ないというときに、なんて面倒な!と思うかもしれません。

でも、経験を積むとわかってきますが、とても重要な作業です。

また、いろいろな作品を編んでその重要性がわかってくると、ゲージを取るということが楽しくなってくるものです。

大変だと思うのは最初のうちだけです。頑張りましょう!

編み物に習熟した人ほど、欠かさずやっていることです。

失敗しないために、ぜひ、ゲージを取ってください。

ゲージを合わせて、さあ、心おきなく作品をみましょう!

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